止まない瞬き 焼き付く光景 世界は変わってしまった ねえ 君のせいだよ 絡まり合って動けない日々 流れる景色が全部同じに見えていた 埃を被った未完のキャンバスは ベールをかけて仕舞った 斜陽から逃げて嗚咽を漏らして あてもなく走り回った 地平線の彼方 レールを辿れば 君がいる気がしていた この際限なく飛び交う光は 未完成且つ不完全な僕らの 心 言葉 形 愛されたがりの離れ星 感情は些細な仕草で 簡単に移ろってしまう 世界は変わってしまった ねえ 君のせい 君のせいだよ 君の混じり気の無い笑った表情 勘違いの裏の裏の裏 小さな掌の上を あっちこっち行ったり来たり 心拍数急上昇 思考回路熱暴走 もう止められない 瞬間的 夢見た未来は 未体験且つ不安定な僕らの 心 祈り 誓い 蕾に込めた花言葉 最低な日々を繰り返し 大切を履き違えてしまっていた 世界は初めからずっと 輝いていたのにな 斜陽から逃げて 嗚咽を漏らして それでも走り回った 地平線の彼方 振り返れば そこには──── この際限なく飛び交う光は 未完成且つ不完全な僕らの 心 言葉 形 愛されたがりの離れ星 感情は些細な仕草で 簡単に移ろってしまうのさ 止まない瞬き 思い出す夏の日 窓から差し込んだ光はあの子の幻 世界は変わってしまった ねえ 君のせい 君のせいだよ