片っぽの靴のままじゃ 真っ直ぐに歩けない 空っぽの心の中 誰の声も響かない 落ちていく ゆっくりと どこでもない場所へ きっと前にも 誰かから聞いた気がするんだ 人は生まれながら 汚れた生き物なんだって 大切なものは いつでも無くした後に気が付くんだ 繰り返したってさ何も変われないよ 瞼を閉ざしたって 残像が消えないんだって 忘れていたんだ 何回も 何回も 生きる意味を叫んでいる 僕が僕じゃなくなって 消え去っていく気がして 曖昧な感情を薄めては 繋がったふりをして 欲望を満たしていく 並べるのも飽きた バラバラになった記憶 思い出すのはいつも君が残した印 溶け合う春の色 重ねる度暗くなる 黒に見える夜空も よく見れば深いブルー 溶け合う春の色 重ねる度暗くなる 黒に見える夜空も よく見れば深いブルー ねえ まだ消えないよ お願い まだ消さないで 汚れた手で確かめ合って 血の通ったキスをして この世界に色を付け足して 何回も 何回も 生きる意味を叫んでいる 僕が僕じゃなくなって 消え去っていく気がして 曖昧な感情を薄めては 繋がったふりをして 絶望を溶かしていく