言葉はただの記号だ そこに心は無いのさ 正義と悪の使い分け 受け取った者が意味をつけるだけ 声は伝えるファクター 音は解像度を上げるベクター アクターは僕 今日も何かを追いかけ舞台に上がる 何遍も繰り返す夜 憧れた光に届くまで 殺された青い幻想 いつか途絶えた夢の残像 残骸を抱いて眠って また朝を迎える 零れた歌の残響 ずっと忘れたくないのに 思い出す度に記憶は ノイズになっていく ねえこの僕を作ったのは神様? パパ?ママ? 波に揺られるように生きる からだはさかさま 36.5°Cの海に沈む 色とりどりの宝石 この中のひとつでも君に渡せたら 本当の僕を知ってくれるかな 暗闇を照らすように まどろみを溶かすように あの花を咲かすように この日々を忘れないように 呼び覚ませ青い幻想 いつか捉えた夢の残像 残骸を抱いて歌って また夜を明かす もがいた日々の焦燥 今も忘れたくないから 悲しみ 憂鬱 痛みも全部 飼い慣らしていく 零れた歌の残響 溢れた自我の残像