「大人になったね」って君が 言うから そっと片手を君の方に伸ばす そんなことをしてもいつも 届かなくて どうやっても目が合わないまま 嫌いだよって私に笑いかける 君のことが本当に好きで 愛おしかったよ ねぇ遠回りをしても 終わりが近づいてくるのは きっと永遠の見過ぎか 隣にいても 足りない幸せが浮かぶのは まだ私が小さいから 月日が経つと私達も変わって なんであの時別れを選んだの? あと1 分だけ此処で立ち止まってよ 寂しいだなんて嘘つかないで 今欲しいのは形の無い愛じゃなくて 君の理解が欲しい 理解してほしい ねぇ一瞬だけ 未来が開けた気がするのは きっと期待した私と 優しい君があの街にまだ 残されていて ずっと何かを待っているから ただ考えたって時間は過ぎる だから私と話をしよう 私にだって 弱さはあるよ 言ったって仕方ないよな 悲しいことが たくさん蘇ってきてるのに 私はまだ夢を見ているんだ 愛していても それだけじゃ何も埋まらないって 過去が語っている 遠回りをしても 終わりが近づいてくるのは きっと永遠の見過ぎか 隣にいても 足りない幸せが浮かぶのは まだ私が幼いから 「大人になったね」って君は 言うけど 大人なんて憧れていなくて そんなこと思っても口には 出せない私は 「そうかも」って嘘をついた