遠くの花火のように 静かに消えてゆく 淡い思い出と夏の話 いつのまにか聴こえなくなった 蝉の音 耳元をかすめて行くだけ 色づいた紅葉のように 枯れて落ちる事に怯えている 白いシャツにたれた涙の跡 抜け殻のような毎日で 心の青と同じように じわじわと広がって 遠くの花火のように 静かに消えてゆく 淡い思い出と夏の話 いつのまにか聴こえなくなった 蝉の音 耳元をかすめて行くだけ 季節のような私の話 寝ぼけ眼を擦りながら 昨日を巻き戻したような日々です 思い出せないくらい未来の私は 幸せになって欲しいな 遠くの花火のように 静かに消えてゆく 淡い思い出と夏の話 いつのまにか聴こえなくなった 蝉の音 耳元をかすめて行くだけ 季節のような私の話