頭が痛むんだって 夜が締め付けてまだ寝れないの 局所の麻酔だって 効かないし ねえ先生もっと頂戴 この頭を割って プラスのドライバーで 脳味噌まで弄ってください 嫌なことは全部 ネジを外しちゃって それでも辛いって ねえどうしてなの? 化け物が僕等を見ている 愛想を振りかざして 君のいる方へ 戯言が耳の中に響く 眩む様な眼差しが身を刺した 「愛して恋して堪らないの」 私一人のモノにして 貴方、闇へ囁く 眦に誘われ辿り着いた 後悔の狭間で座り込んでいろ 虚無と愛憎のランデブー 誰か憂いをどうか止めて マツカサで見てみろって 君に言われてみても しょうがないや 背伸びをしているのって聞かないで 迸る意識崩壊 確かめて営んだ正義を 継ぎ接ぎでは駄目なんだって 君のいない夜更け また明日この夜で逢える? 夢にまで現れ姿消した 追いかけた先に希望なんてないな 喉と心落とせばいい 君はそれで喜ぶ? 回り道見失った余の目当て 杞憂のマインド 暗くて見えない 妄想と現実のシンパシー 神よ明かりを今灯せ あの日も風は静かに 貴方の髪を靡かせて その眼に全部奪われる骨折る過去も 殺された フラフラと彷徨う街のどこか 悲しみも下びれてしまった 眩む様な眼差しを受け止めた 指を刺せばほら カウンターもろキマんだ 涙流して乞えばいい 陥穽 霧に呑まれる 眼を覚ませアナーキーな化け物共 夜中の三時はもう寝る時間だ 心が痛まないようにまた 君と朝まで眠らせて それではおやすみ