恋愛能書き垂れた 腐れ縁が建前の横顔に 君は大股開いて 慣れた顔で初めての春を知るのさ 煙草吹かす手がませても バレないように震えながら 泡も消え 揺れる浴槽に映る顔 少女は流行り廃りに敏感で 居場所作りに焦る 不安定な関係に重なった プリクラの数を数えながら 右左下上 辺りを伺って 慎重になるが肝心の前を見れず 大幅の平均台すら まともに歩けないまま 上手く泣けないまま 君は綺麗になった 恋愛能書き垂れた 腐れ縁が建前の横顔に 君は大股開いて 不安な目で百度目の春を知るのさ 煙草吹かす手は慣れても バレないように隠れながら ただ優しい何かを探してる 慌ててピアスを落として 落としきれないリンス香って ふぬけたままで 安心したかった 泣けばいいや 傷んだ髪のままで 誰でもいいと 思えてしまった 恋愛も書き飽きた 腐れ縁が見えない鏡越しの顔に 恋愛能書き垂れた 腐れ縁が建前の横顔に 君は大股開いて 不安な目で百度目の春を知るのさ 煙草吹かす手は慣れても バレないように隠れながら ただ優しい何かを探してる まだ優しい誰かを探してる