長靴の中の感覚も無いのに まだ遊んで 日は暮れても また明日だって 同じ無限の自由が広がるのに べた雪の丹前にくるまって 仰いだ空が あまりに広くて 吸い込まれそうで 怖くて べそかいたのはいつの日か あっと言う間に こんな風に 僕らは大人になっていたよ 「イヤだイヤだ」と駄々をこねて 戻りたいと眠るだけさ 屋根にぶら下がる 氷の剣を取り合って 無我夢中で闘って 折れたら 舐めて かじって不味くて ただ笑って ふとした時そんな風に 僕らは子供に帰って行くよ カラカラと音を立てながら 巻き戻しをするみたいさ <♪> あっと言う間に こんな風に 僕らは大人になっていたよ 「イヤだイヤだ」と駄々をこねて 戻りたいと眠るだけさ ほんの少しの一休みさ