サヨナラさえも言えなかったから

歌詞

風が少し濁ってた 枯葉を辿る道のすがらで 曖昧な言葉のすれ違いで ここまで来ちゃったんだよ あなたの涙の乾き　待ってないで 飛び出した世界の寒さったら 熱奪われてかじかむ手が 記憶に影落とすのさ (くたびれた空の下で) ポッケにあるはずだった 愛のかけら (くたびれた空の下で) これまであなたに貰ったけど (くたびれた空の下で) 見つからずで　我に返った まだ燃えている炎なら 何としてでも消させない サヨナラさえも言えなかったから 許されないかもしれないが 失くした愛がどこへ落ちたのか 探すことから始めたい 凍えた街の片隅でいま あなたを忘れそうになった 時間はあとわずかな猶予残す 夜は更けて足元　真っ白く 染まるまで　染まるまで 悪魔と天使が囁いた方角に 明確たる相違点はないから とどのつまり場所じゃなくて そこへの向かい方が大事で 静けさ切り裂く命の悲鳴 ふっと湧き上がって吐き出すけど 根本は雁字搦め 踏み出してなお身動きとれずに サヨナラさえも言えなかったから 許されないかもしれないが 失くした愛がどこへ落ちたのか 探すことから始めたい 外れたドアノブのような心 あなたの鍵も使えない 罪なら誰にあるのかわからない 挙げるならこの寒さか 乱れたままの髪を毟れば 思い出ごと消えてくみたいだ 冷たくなってく胸のざわめき このままじゃ会わせる顔がない ああ サヨナラさえも言えなかったから 許されないかもしれないが 失くした愛がどこへ落ちたのか 探すことから始めたい 凍えた街の片隅でいま あなたを忘れそうになった 時間はあとわずかな猶予残す 夜は更けてきてしまった どうか 叶わないはずの願いさえ どうか 抗わせてよ束の間 どうか 降り始めた雪が積もるまで どうか 不敵に笑っていたいの さぁ、挨拶 背後の悪魔天使へ「やあやあ」