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ノゾミ・カナエ・タマエ (2024ver.)

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  • 2024.05.08
  • 6:05
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歌詞

ある日さみしい少女が 蝶々を採りにいった 誰にも愛されないから 一人ぼっちでいった なまぬるい五月の午後 蝶々は浮き草の上 足をすべらせた彼女は 一人ぼっちで沼の底 はるか遠く高くで 彼女の最期を 物憂げに見つめていた レティクルの神様 そしてさみしい少女の 弔いの席上で 共に学んだ娘たちは インチキの涙流す 話したこともないくせに さも仲良しだったように 「あの子、いい奴だった」なんて 顔も覚えてないくせに その時、突然に 奇跡がおこった ホラ! 彼女の屍が 朗朗と唄い出した ノゾミ・カナエ・タマエ 総て燃えてしまえ みんな同じになれ 誰もが漂う 小さな 灰に 還れ 一部始終を見ていた レティクル座の神様 その気高き琥珀の指で 笑う天使を地上へ 笑う天使の放つ矢は 5100度の炎 弔いの席は火の海 本当に泣き出す娘ら しかし泣いたところで 天使は許さず ホラ! 彼女の屍が 朗朗と唄っている ノゾミ・カナエ・タマエ 総て燃えてしまえ みんな同じになれ 誰もが漂う 灰になるなら 冷めた風に吹かれ 忘れた歌のように ノゾミ・カナエ・タマエ 遠く高く広い空を 飛べるよ レティクルの神様 ただ一つのお願いがあります かなえてください 人も虫も夢も 月も靴も街も 薔薇もエメラルドも 悪い人も やさしいあの人も 総て燃えてしまえ みんな同じになれ ノゾミ・カナエ・タマエ 誰もが漂う みじめな 灰に 還れ

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