Track by裕木 奈江
哀しいときは丘にのぼって 年老いた木に抱かれて眠る 葉の透き間からこぼれる光 空気はとても透き通っていた 風の音りんりん 静かだね もしもお前が話せたら 何百年も生きてきた 昔話が聞けるのに 嵐の夜は虚空に枝を さしのべながらじっと耐えてた お前を見ると孤独も平気 生きる勇気がわいてくるのよ 風の音りんりん いい天気 今度友だちつれてくる キスをされたら そのときは 葉のカーテンでかくしてね 風の音りんりん 静かだね あら つむじ風 ざわざわと 木の神様のお前でも やきもちやいてくれるね