逆さに吊るされたキャミソール まだめくらずのカレンダー 床に木漏れ日 足でなぞる 剥がれたネイルの後をそっと触って くたびれた部屋着と グラス片付けて今日が終わる 遠くで電車が過ぎていく 昨日と今日が交わってく 日々重ねていく愛しさは 少しずつ身体に溶けてく ホワイトリリーの香りまとって らしさなんて分からないまま 日が経てばまた元通り 2人だけの空間で隠れた本音 交わり続ける想い重ね 瞬き終わってしまう前に 解けないように 目を合わせて 色褪せること知らずに 濃くなるばかりのメモリー 日をまたぐ前に ソファに隣深く腰掛けて 話しをしよう 君が話したい話をさ 遠くで電車が過ぎていく 昨日と今日が交わってく 日々重ねていく愛しさは 少しずつ身体に溶けてく