甘く甘く数ヶ月前まで普通に話して 遊んで 一方通行の隙もないくらいだと思っ ていた そんな君が今じゃ寄り添って甘える ものだから 男らしさの理想なんて忘れてしまっ ていた 私でいいの?僕でいいの? 画面越し確かめるのは 怖いとか不安とかではなくて 文字の向こうで寝転がってニヤけて る君の姿が 夢じゃないと思えるから 甘くて少しほろ苦いとよく聞くけど 苦味なんてなく 口当たりももう止まれない終わらな いキスをしよう 甘く苦く月日が流れて デートの場所を決めるのも 連絡するのもなんかいつでもよくな ってきて 誕生日のプレゼントはおたがいにお 金もないし 「安いものなら別にいらない」と 自分の都合ばかり押し付けていた 苦い苦いコーヒーを買って 公園で肩も触れずに隣同士座りなが ら 重たい口を君が開いた 「もう、好きじゃないかも」って 返したくても返す言葉がなかった 甘くて少しほろ苦い最後のあたりは 苦いだけの ティラミスみたいに僕の恋は終わり を迎えたんだ 約束だって直して欲しいと言われた とこだって 君の優しさに甘えちゃって ごめんねに重さがなくなって 味も無くなって終わりを告げた