長い旅の終わりみたいな 何の変哲もない道 雨の匂い 路面が光り どんな「さよなら」も浮かばない 生まれ変わってもまた逢えるなら Remember what I told you to forget その未完成な身体で 立ち上がるだけで精一杯で だけどあと少し Remember what I told you to forget その不器用な笑顔で 包み込んで隠した痛みを ぼくに分けてほしい 古い国の始まりみたいな 何の衒いもない朝 鳥は歌い 羽を繕い どんな「ありがとう」で伝えよう 生まれ変わっても憶えているなら Remember what I told you to forget この未曾有の時代で 立ち止まって意味を失って だけどまたひとつ Remember what I told you to forget この不確かな道のりで 遠回りして見てきた景色を きみにも見てほしい まっすぐに昇っていく 無数のランタン あっという間に過ぎ去っていく 永遠なんてない 要らない 生まれ変わってもまたよろしくね Remember what I told you to forget その未完成な身体で 立ち上がるだけで精一杯で だけどあと少し Remember what I told you to forget この不確かな道のりで 遠回りして見てきた景色を きみにも見てほしい