この村を出て幾年が過ぎたろうか 田園の風景を 眺めながら時をなぞった 兄の背中 自転車で向かった陶芸村 誰が一番高い木を登れるか競った あの頃 世界は僕らのものだった そう思ってた 秘密基地を作った空き地は今じゃ 家が建っていて でも変わらないのはレペゼン越前 僕のふるさと もう帰らない気で都会へ 出てきたけど 良い出会いをする 度連れていきたくなった 何もないって笑いながら 言ったりするけど 何もないこの景色を見せたいと 思うんだ あの頃 歌っていたオリジナルソングを 思い出してた 小学校への近道は今じゃ草が 生い茂っていて 僕の始まり 変わったのはそう 僕の方さ 母が好きなユーミンが流れていた カーステレオ ラッパだって言って父が 出かけていく日曜 兄の弾くギターと姉の弾く ピアノの音色 日常が宝物になった レペゼン越前 当然 胸張って言わせてくれ 僕がここで出会ったもの 僕が夢を見つけたこと なにもないが教えてくれたたくさ んのこと ただ変わらないのはレペゼン越前 ここは花咲き誇る ただ変わらないのは人海山 織りなす大切な僕のふるさと