あめあがり ほっぺがはじく夏に だれかの鼻うた 詩じみた燃えがら 僕らのうた そうなのかしら 息をひそめた内緒話 秘密の基地のなか瞳の奥が 一途にひとつのものを見てた あしたになっても 消えないでいてと 火がゆれた気がした すり抜けた景色だけ 輪郭はぼやけた 宇宙のちいさな光を 机の奥にひそめて 宇宙のちいさな星のとわ 消えさってと強がった きらいだ 小さくなっていく手のひら プールの掃除 緑の水がきれい 良い子のふり 赤いマーカー 好きなところだけ 履き慣れたスニーカー 靴ひもはなじんだ 秘密のサイン 解読なんてさせない 言葉はぜんぶうそになる 君の前ではそうなった ときどき矢のように 降った言葉 けれど これがうそなら 私は何だ 知らないことばかり けれどこれがすべてなんだ きっと私のすべてだった あめあがり ほっぺがはじく夏に だれかの鼻うた 詩じみた燃えがら 僕らのうた そうなのかしら 息をひそめた内緒話 秘密の基地のなか瞳の奥が 一途にひとつのものを見てた あしたになったら 指のすきまから消えると気づいてた わからないふりをして消えるのを 見ていた 宇宙のちいさな光を 机の奥にひそめて 宇宙のちいさな星のとわ 消えさってと強がった きらいだ 宇宙のちいさな光を 机の奥にひそめて 宇宙のちいさな星のとわ 消えさってと強がった きらいだ