Track byhideki
土へと帰るビニールに 失くした恋の思い出を 残さず詰めて夜明けの路地へ 好きになるだけ 温めて掘り返す度傷ついて 辿り着くまでのあの幻は 何もなかったかのように 夜明けの車に乗せられて 静かな路地を走りゆく 年を重ねたあの人は 何にかかわる ツケを処理してるのか 例えば夢が叶っても 心に残る傷跡は 癒されることも 消え去ることも 慌ただしさで曲がってく 夜明けの車を見送って