ねえ私、明日死のうと思うの 月を見て君の言葉を思い出した 君の目があまりに綺麗で 僕はそれを信じた ゆらゆら揺れる感情の線と きらきら光る断片的記憶 君が愛したもの 寂しさを超えて 苦しさを超えて 君に会いにいく 堂々巡りの中を歩く 虚しさを超えて 愛しさに気づいた そんな夏がまた 知らない顔して終わっていくんだ 無計画に待ち合わせをした 隣に君がいるだけ 知らない街で 最後に 相応しい空だね 歩けないよ 声を忘れて 繰り返す同じ 言葉の意味がわからない もういいよ これでよかったんだよ 僕が言ったんだよ 美しく泣いて 無邪気に笑った 君の歌を書く 当たり前に生きてく 愛しさを超えて 君の手を離す そんな夏がまた 知らない顔して終わっていくんだ ゆらゆら揺れる感情の線と きらきら光る断片的記憶 君が愛したもの たしかなもの