街角を揺らす 夜の風に 片手には冷え切った 飲みかけコーヒー 言葉の裏はないはずなのに 約束見えなくなる 難しいことバカみたいにさ 考えすぎて簡単なこと 出来ないままの時が過ぎてく わからないはずないだろう シャボンがふわりと香る 気だるい毎朝プラス 中辛カレーくらいの 何気ない刺激だけで いつからだろう 何がきっかけなんだろう 可も不可もないような部屋に 光が差し込んだようだ 笑顔になって その分不安になって 気づかないうちに何度も 心は動かされてて 時を止めて このまま時を止めて 今のそう曖昧な日々を とっておきたいと思ってるんだ 雨上がり覗く 夜の小道 まだ暗い部屋から 明日を待つ たらればだけが 積もる毎日 動けず闇に願う 答え合わせを遠回りして 抱え込んでた簡単なこと 見つけられない探し物とか 目の前にあったはずだろう 手のひらに集めてた 壊れた明日をまだ 捨てられずにいるだけの 今日が今日も過ぎて行って 暗い夜に 窓から星が見えて 明日には忘れるなんて 帰納は成り立たなそうで 雨が降っても 気だるい朝も全部 ガラクタみたいな町で 過ごしてるだからせめて 時を止めて このまま時を止めて 今はそうただ冷めないままの 時間を忘れたくないんだ