ここから何処へ向かおうか 埃の被った 夢を見る 気付けば 失ったエモーション 何処に忘れてきたんだろうか 大人になんてならなくていい なんて 呟いた 響き渡った 何度だって 遠くまで 揺るがすメロディ 心の声に耳を塞いで ただこの風に 今を任せて 言葉にすれば なにか壊れそうで 静かに 笑ってみたんだ 明日ならきっと 僕らならきっと 消えない理由に出会うはずさ 深く 深く 堕ちる夜明けに 目を閉じ ゆらり 沈みながら 古びたイヤホン 今だって 響くノイズに絆されて どうして 目の前にすら無いはずの ものばかり ねだるんだろう 手に入れたって 失うだけ だから いらないや 不器用だった 間違いだった そんな過去に 別れ告げて 心の声に耳を塞いで ただこの風に 今を任せて 言葉にすれば なにか壊れそうで 静かに 笑ってみたんだ 昨日ならきっと 僕らならきっと 目に見えるものに縋っていた 淡く 脆い 瞳の奥に 汚れて 染み付いていたんだろう 宙に並べた 夜を繋いで 涙とエンドロール 遡りに さあ行こう 2人だけの パラダイス 確かめに行くんだ 流れ堕ちていく 星を見ていた 今もあなたは 見てるだろうか 明けない夜が あることだって知った もう一度 逢いに行こうか 静かな街を今飛び出して 微かに響く 声を辿って いつかどこかで また会えたらいいな なんとなく 泣いてみたんだ 明日ならきっと 僕らならずっと 何処までも飛べる気がしたんだ 長い 長い 夢を見ていた 遠くで 君の音が聞こえた もう 戻らないユートピア