切り取られた夜の底 引き出しに憂鬱をしまって きっと うまく眠れないんだろうけど、 おやすみ 真夜中の街を徘徊して 日付が変わった カラスも眠ってた 君も立ち止まった 見たこともない痛みで胸が灼けた 吹けば飛ぶようなあの頃の僕は 同じ今日を繰り返してたね、 思い出す あの夜ずっと 心は凍えながら焦げついていた 明日、君は知った 淡い感情の形に名前があることを 寂しさのあたたかさを 朝のつめたさを 明日、君は知った 頼りなく咲いた光に 名前があることを 暗い一歩を照らしていける ランタンのような明るさで