さて、どこから話そうか? どこからってより いつから話し出そうか 出会いのときかまたはそれ以前 誕生または感情とその理念 太陽は燦々と降り注いで 46億回目の初日の出 書初めるよう染める白紙に筆 心は言葉に「はやくしてくれ!」 捻くれはときに事美しく 日捲る宛は特に綴る実 蜜、傷、自負、地図 一つ持ち他は三つ数え散る 知るのは楽だ 歳とればいいが 忘れようとするほど考える 知識と知恵で窮屈になった 部屋の窓から射す光が減った さて、いつから話そうか? いつからってより どこから話し出そうか 歩いた跡やまたはその起源 残したものや残された未練 輪廻のよう生まれ変わる毎日 繰り返す 学ばず また同じ過ち 戒める 毎分毎秒の選択 生きるを選ぶ 別に今死ねるのにな 人、音、物、全ての存在が愛 でもこの世界すべて愛せない わかる程わからなくなるわだかまり 私なり語るとまた詞になり 探したくなる どこへ行くのか 扉開ける 空は黄昏と化した 街に溶かした白い息と この戯言の行方 拾いに行こう 解き放つ扉 第三の何か スポークンワーズ ごった返すこの街じゃ 端から端まで詞になるし 死待つだけよりkeep it on さて、ここからどこへ行こうか? どこってより何を求め歩こうか 成長は過去に乗り越えた試練 だけじゃなく 今のことなのかもしれん 詭弁吐くのにマイクなんて持たない 理由はないがそれだけではないんだ 純粋なんだ シーンに関係なく 街のbombみたく単に書いて吐く ただスキルにシビア 落書きじゃないんだ これも芸術だって忘れんな! 風が街の空っぽを歌ってる 行きか帰りかわからず向かってく 待ち望む音が音になる日 声なき声に降る雨が止む日 しばらく黙り 朽ち果てる前に口開ける さて、どこから話そうか?