あの頃はお互いがむしゃらで 流されゆく時の早さも知らず 日常と追いかける夢とで 埋め尽くされてく忙しさに紛れ いつしか 君を見なくなってた 君と僕との間に風が吹き抜ける 手を伸ばすだけで届くはずなのに 少し離れた所で空を見上げてる 一歩踏み出す坂の途中で 価値観も性格も違って それぞれの夢も少しずつ違って 歩幅も熱もバラバラだった それでも手と手繋いだ あの日の出会いは 新たな景色を教えてくれたのに 変わらないで…と昨日に立ち尽くす 僕は ただ進む君の背中 見ていた 夕日に消えてく君の歌声 追いかけて 未来で 重なるように 君と僕との間に風が吹き抜ける それでも手と手繋いだ あの日の僕らが 今はここに居る やっと気が付いた 少し走って 休んで 空を見上げてる 君がいるから明日に会える それぞれの今で 今日を奏でて