プレゼント探す午後に 困り顔は似合わなかった 帰り道、少し跳ねた足取りで 馴れてない気持ちのまま くぐり抜けていくアーケード 太陽が空に溶けて、夕暮れに変わる 私だって柔い部分を 見抜いてほしいから 手を伸ばしてひとつ、 抱きしめられたらいいのに 嬉しいことがおこるかもなんて 子供みたいに待っている 目を細めて見えた ひかりはどこまで届くの いつも理由はわからないまま 眺めていたい 遠くの影が 顔を隠しても ついでに買った黄色い花 名前、もう忘れたけど 飾る場所どこがいいか、今頃悩む 何気ない砂の粒ほどの小さな愛を また旅立つ頃に、 君がいたらどうなるかな そこら中に散らばる答え 拾い集め、飾っていよう 空の色も 夕日の色も 奥の奥の方の色も 変わらない 変わらないよ、ずっと 喜んでくれるかな 手を伸ばしてひとつ、 抱きしめられたらいいのに 嬉しいことがおこるかもなんて 子供みたいに待っている 目をつむっていても いつもそばで微笑んでよ 恥ずかしいほど素直になれた そんな風に通り過ぎていく 今日は、黄色い午後