ルクス

歌詞

明日になって そしたら全て終わって 大事にしてたスノードームも割れて ばらばらね 刺すような目で 薄汚れた日を見てた あなたの声が 閉じた瞼の裏で流れていた 太陽がこんなに眩しいなんて ああ 考えもしなかったな 消してしまった蛍光灯に導かれて あなたの声も 手も 離れてしまうの? 「あたし泣けないよ」って 笑ったあの日のことが いやに寂しくなって 息が詰まるの あたし多分ね このまま泳ぎ疲れて あなたの声も ひとつだって喜べなくなりそうだ ねえ お願いね そのまま手を放してね 初めから何も この部屋には無かったでしょう? 「愛してしまった」って嘆いた 口を塞いで 喉の奥から 憂いが 溶け出しそうだ 息を止めたいよ 目の前が地獄みたいで アルコールの匂いで 眠りにつくの 遠くの声 耳に障る ストーブの前 溶けるアイスクリーム いつか確かそんなような 別に何だっていいような 動かない手を雫が突く 気がつけば嫌だな 嘘吐きだ ごめんね あたし嘘吐きだ 「消してしまった蛍光灯は あなたが点けて」 揺らぐ心も きっと 救われそうだ 「あたし死んじゃうよ」って笑った 昨日の哀を あなたはどうせ すぐ忘れるだろうな 放してしまうよ その手も ぬるい記憶も あなたはずっと 伸ばしたままだった 気づいていたよ