心の夜空にふと現れた流星よ 願い事する前に 静かにそっと消えた ふわふわと流れる日々 静かに揺れている ひたひたと忍び寄る 運命の日よ どこか遠くの方で泣いている 誰にも聞こえないような音だけど ひどく耳につくのさ 心の夜空にふと現れた流星よ 次こそつかまえて どこか遠くへ連れて行ってよ ベランダの鉢に植わっている 名前もない花たち 窓についた水滴 小鳥の声 いつからか世界はあべこべで 僕はどこに いるのか分からなくなった きっと君は向こう側で 手を振りながら 僕を待っているんだろう 心の夜空にふと現れた流星よ 願い事する前に 静かにそっと消えた 厚雲の下でもずっと 目を凝らして待つのさ流星よ 次こそつかまえて 夜空の遠く飛び立つのさ