山の斜面に建つ 白いペンキで塗った 見張り塔に登って 君の姿を追いたい 空から運ばれた 喜びと悲しみが 背中合わせでぼくの 身体の中交差する ガラス細工のような 君の弱さと共に くり返す過ちも 包み込む勇気が欲しい サラサラと舞う白い雪も 君の街に届く頃には 紙ふぶきにかわるだろう I'M A LOSER 風あたりは強く 弱く 身体をすり抜ける I'M A LOSER 君のたてた波音 あやしく 耳の中こだましてるよ 時折強く降る陽射しも 君の匂いに包まれたら 日の名残りと変わるだろう I'M A LOSER 落とした影が強く きつく 地面にこびりつく I'M A LOSER 君の目に映るもの すべてが 街中にこだましてるよ