靴音響かせ 石畳みの坂道を 自転車を手で 押しながら 星が1番近い丘を2人探した 肩寄せて夢みてた 願いを込めて 想い出は今も 風に揺れるブランコ 紡ぐ物語り 遠い記憶 ひまわり畑で 隠れんぼした夏の日 麦わらの匂いがした 懐かしく切ない初めての秘密のキス 水溜まり 流れゆく 雲を見てた 想い出は今も 風に揺れるブランコ 紡ぐ物語り 遠い記憶 貴方のマフラー 巻いてくれた優しさは ほんの少し煙草の匂い まつ毛に留まる雪の花が涙に溶ける 粉雪が足跡を消してゆくの 古いアルバム はがした白い跡 廻る糸車 静かに響く 月日は流れ まどろむお茶の時間 かき混ぜながら 灯す想い