ため息が一つ 変わらない つまらない 心模様 穴が空いてしまったようだ ただ何気ない木漏れ日を求めてる 誰もいない静かな道 寄り添う影はもうどこにもない 夜風と共に流れてく 戻れはしないあの日のこと 初めてキミを見た瞬間(とき)に 息が止まる音がした 交わる視線逸らせない 既望が色付いた気がした 都合の良いように 言葉が分からないフリなんかして 少し意地悪なところも 無邪気で気儘なキミらしいよ 得意げな顔で 束縛嫌いと言いながら 本当は気にしてばかり そんなキミが可笑しくて愛しくて 遠くで互いの名前が 浮かぶ日々でさえあればそれでいい 会えない時間の分だけ 隙間を曖昧にできてたんだ 初めてキミを見た瞬間(とき)に 息が止まる音がした このまま どうかこのままで… 他に何もいらなかったのに どうしてダメなの? 想えば想うほど離れてゆく そんな上手くはいかないね 頬に触れた指先が濡れる