転んだまま起き上がれなくて 半ば諦めた日々から 紙とペンとギターだけ持って 海へ車を走らせた 不安が募ったって 後悔する日だって 今はただ 錆びついた昨日と 意味のない今日を ただ走っていく 何処かで待つ潮風まで 追いつく様に 追い越す様に ただ走っていく 淀んだ街に背を向けて 気が晴れるまで 哀は絡まったまんまの がらんどう高速道を行く 他人を羨んで 自分が嫌になって それでもただ 錆びついた昨日と 意味のない今日を ただ走っていく 左車線に残った、雨 反射した自分も 歌えない夜も 吹き飛ばせ 今、自分だけに目を向けて いつか花が咲く 哀は絡まったまんまの がらんどう高速道を行く 錆びついた昨日が 意味を持つ様に ただ走っていく 何処かで待つ君の元まで 追いつく様に 追い越す様に ただ走っていく 暗くくぐもったあの部屋から 陽を迎えに行こう だから絡まったまんまの がらんどう高速道を行く