君の歩幅も思い出せそうなほど 夜が近くてさ堪らなくなるよ 二度目がないような気さえするから 夢で逢えたらなんて本気で思ってい るんだよ 灯りのない帰路をそっと行く時 変わらぬ願いは何に託したの 苦くてでも溶けないまま残るのに 歌にならないなら言葉にすればよか ったのかな 街はずれ それぞれの部屋は 灯ったり消えたりする 素敵な思い出 どうか行かないで 傘の外 さよならだけは言えずにいて 街が染まりだして 振り出しに戻る 二度目がないような気さえするから 夢で逢えたらなんて本気で思ってい るんだよ 街はずれ それぞれの部屋は 灯ったり消えたりする 素敵な思い出 どうか行かないで 例えば朝になって目覚めてみても またいつも通り振り出しに戻る それでも思い出してしまうような夜 が 迎えに来るとき たまらなくなって 夢で逢えたらなんて本気で思ってい るんだよ