君は眠る時に 僕の肩を借りたから いつかその借りを 返しに来てね 雨が降りる朝と 長過ぎぬ春の夜が いつまでも続けばって 話しかけてるの? 何気ないある朝に 君は傘を借りたから せめてその髪は 濡らさずにいて 人が消えた駅で待ち合わせしよう もう色も変わって久しくなるね 表通りの風景 君は眠る前に少しだけあくびをして いつかその鍵を返しに来てね 間違った言葉を いくつも投げて 潜り込んで 朝を待とうよ 部屋のオレンジ灯 騙すような顔で街に色をつける季節 の 話に終わりはないよ 君のペースで 言葉を交わしてくれよ 悪くはないアプローチも 許してしまいそうさ 季節がいまなら