生贄

歌詞

生贄は重なり堕ちて崩れゆく現実 魔映くも消えて逝く蒼く透明な光 闇に触れた刻の断片 擦かに残る疵痕唯が 茹だる躰に腐蝕て今宵 未だ足りないと蠢いている 刹那 乱れ出してく情と鼓動 螺旋の果て狂い出す紋様 抑えきれずに足掻いた衝動 偽善者の飽和 蒼く透明に変わる妄想 擦れ消えた幻と煩悩 秘めた暗号 融けた様式美 途切れそうな結滅 終焉ガ今 闇ニ近ヅイテイル 闇を刺した其の光が 脆弱な僕等を粉々に砕いた 深く堕ちた暗い闇に 跡形も無く消え去って逝く 陥落 錯乱れ出した情緒が 闇に照らす絶望が 乾いて潰滅た尊厳が 刹み歩んだ生滅たち 瞬刻 見上げた宙に僅かな降灰が 降り積もり此の区画を侵食した 領域を今 灰色に染めた 最終宣告 凍えたまま展開されぬ過去が 何も虚無いと解かっていた未来 近づいては遠い結滅が 世界を閉塞じ籠めた 僕ラハ未ダ 宿ッタ此処二イルヨ 不可視∞生命体 蒼い漆黒が 脆弱な僕等の愛情を壊す 此先に消滅えた無限の空虚 残痕も啼く墜ちて逝く 陥落 騒音が反復する 遠くで 悲鳴が生贄に為る 生命体-有機物=欠乏症 虚像×憂鬱=自閉症 現生不安+理解不能→対人恐怖症 まだ妄想 でも終焉 輪廻転生 蒼い闇と宙に別れを告げ 終焉 僕らは逝く 全て生まれ変わる 闇を刺した其の光が 脆弱な僕等を粉々に砕いた 深く堕ちた暗い闇に 跡形も無く消え去って逝く 不可視∞生命体 蒼い漆黒が 脆弱な僕等の愛情を壊す 此先に消滅えた無限の空虚 残痕も啼く墜ちて逝く 陥落