真夜中2時半 たまらなく不安になって 歌を歌う 誰もいない側道 曲がり角の先 ぼんやりとカーブミラー 繰り返して 連なって消えた 日々の色が 枯れて落ちていく ただ座りながら 毎日を呟く 繋がっては消した どこかの誰か 真夜中2時半 いつものように書いて消した 歌を歌う 雨上がり国道 霧の中隠して 見つけてよ 月明かり あてなく歩いた 灯りのある方へ 僕の影が滲む 誰もいない側道 誰かと話したくて 書き留めた 独り言 知らなければ幸せなのに 知りたいと願って 眠れなくなる 何をしてても不幸せなのに 手のひらを開いて幸せを探す 知らなければ幸せなのに 知りたいと願って 眠れなくなる 何をしてても不幸せなのに 手のひらを開いて幸せを探す 真夜中2時半 たまらなく不安になって 歌を歌う 吐き出した言葉は 街に溶けて 消えた ぼんやりとカーブミラー