息を切って走る旅路を思った 今は時間が過ぎるだけ 曇り空 迎える太陽の下 雪が降る前の 灰に香る街 ファイアフラワーズよ 溢る熱情を その未来が 愛おしい分だけ 赤裸々に歌おう ファイアフラワーズよ 色を知らぬ人々が眼にする 世界を誰が知り得るだろう 隙間を埋める風 肌が乾いて 血を感じるだけでは無いというなら ちょっと嘘をついて気が済んだ どうにも 誰かの為の生命は無い ファイアフラワーズよ 溢る熱情を その未来が 愛おしい分だけ赤裸々に歌おう ファイアフラワーズ そう 生まれ変わる日々はいつも 迷った分だけ その眼が燃える程 "斯く成る上"まで程遠い 今や涙は至って儚く 狂いそうだ でも 産まれてから死を遂げる間は 俺は此処にいる