交わる交差点 捩れる道筋 すれ違う 度に僕らはすかさず中指立てる 奮い立たせるおまじない 掌 すくった命の水 こぼさないように恐る恐る歩いてる いつの間にか引かれてた 境界線から はみ出したりしないように 認めない理由は 認めてくれないから? 成功の為に犠牲は必要かな? 誰かの虚像を否定できるほどの 僕には誇れる『何』が あると云えるだろう 聳える 空の木 取り付くビル街 つま先 立ちした僕の足下で薄い影が 力尽きて死にそうになってる 何かを 見下ろしてる 僕らを 空がまた見下ろしてる "消えたいのなら 今すぐ消してあげるよ" 強風が煽るその声に 怯えてもすぐに 同じこと繰り返してる 傷付ける理由は傷付きやすいから? 栄光の陰に順位は必要かな? 太陽も月も共有しているのに 僕らはどうして平に なれないんだろう 許せない理由は 許してくれないから? 明暗の隙間にもっと目をこらして 誰かの虚像を左右できるほどの 僕らはそもそも『何』に 成れたと云えるだろう 悪魔→天使→神様→自分 色→形→言葉→罪 癖→習慣→絶対→使命 夢→希望→依存→絶望→