まほろにおわかれ

歌詞

白む朝のバイパス ふもと、お墓最寄りバス停 伽藍堂の亀甲山に手向けたのは 思い出 幼い日は誠実をもっと、 ちゃんと真似していた。 美学に化け、崇めるバス停 ひとりきり帰宅路。 寂寥とお別れ 東雲、坂道だらけ 澪としたまま、 ｢将来の夢なんだっけ。｣ 昔、愛された命 都会ぼっち農地 並になれぬまま最上階、行くよ。 木枯れていた幼気で、 芒隠れた道を辿る。 惑う将来像は乗り遅れたよ、 暇になるね。 好きなものを残した記憶 つつく通園路を 全壊になるまで逃げたのは 感傷マゾじゃないから。 まだのりたまが好きでいる、 午後は1時。 澪としたまま、｢今はいいや。｣ とか言って。 怠慢這ってるの馬鹿らしくて駅から 歩く 新しい道、既に秘密基地。 あぁあ。 夢に化けた退廃には 耽美と大義 度外視のソサエティ 散々だって 折り合いのなか 何かを求めて生きる 寂寥とお別れ 東雲、坂道だらけ 澪としたまま、 ｢将来の夢なんだっけ。｣ 昔、愛された命 都会ぼっち農地 並になれぬまま最上階、行くよ。