見えない現実を手さぐりして ひたむきに探しつづけてた 地球儀をくるくると回してみて 何処にでもいけた私がいた 小さく震える臆病なこころを 優しく包む大きな手を 空が泣いて 涙にうたれても 太陽を信じて待つ強さを私に いつまでも続く永遠 終わらない物語 降り注ぐ幸福 あなたとなら信じられる 見つめることしかできない 窓の外の世界 あの頃の心は高い塀の中 匂いも温度も何もない風景 ねえ、触ってむき出しのこの心 見えるはずのない遠い未来 知ることのない運命 何もこわくない 遠ざかってく想い出たちに ほほえみながら 手をふる強さを 手をつないで見つめる 明日よりも遠くを いつまでも続く永遠 終わらない物語 降り注ぐ幸福 あなたとなら信じられる ぐんぐん伸びる ゆるやかな 坂の上の雲へ 歩き出そうゆっくりと