同じ日々

歌詞

外を見やれば 隣の屋根に降り積もる白 あの日君が着てた セーターの色だ 今日は会えなくて 読みかけの本をぱらぱらめくるよ 噂話をして テレビは盛り上がる 君の手が 離れたときに気づくことがある 胸の奥が高鳴るわけ ねえ 今どんな風に この寒い夜をすごしてる? すぐにでもその肩を抱けたら 僕は 明日もその先も 同じ日々が来ても構わないね なんて のろけるのさ 元は他人だから 主義も癖も好みも違うさ 時に行き違って 傷つけてしまうね 差異の数悲しむよりも分かり合える 数の その奇跡を喜びたいのさ ねえ 今君のこと 誰よりも僕は求めてる 優しい手 肌理細やかな声 すべて かすかな望みさえ 余さずに君に託したいね 君と喜びを共に感じたいんだ 悲しみを共に超えたいんだ ありきたりなことばかりを 並べるようだけど 君をなりふり構わず思いたいんだ 恥ずかしげもなく呼びたいんだ 叫ぶようにささやくように 君の名を 本を閉じれば 隣の部屋で騒ぐ声がする 君の写真を眺めてそっと瞬きをする