さよならが今も 僕らを焦がす 君はただ 幾つもの幸せの数だけ 悲しみも 生まれ落ちたこと知っていたの 僕はただ 幾つもの幸せを見たくて 嘘ついて 君の悲しみを見落としたの でも君は 一粒の幸せを選んで いつかまた 会えるように土に落としたの 神様が決めた 時間の流れは早くて 僕たちは 夢を見ていたよ 揺れてた想いが 僕らを壊す 僕らたぶん 泣きながら産まれてきた訳は 悲しみも 別れも終わりも知ってるから ならもしも 君と歩く頃に戻れても 僕らまた 別々の道を進むのだろう そしてまた 一粒の幸せを選んだ 君が今 選んだ今 過去から選んだ 神様に 僕らの願いは届かないよ 戻せない 時間を今行くよ 凍えた心が 形を壊して なだらかな春が 僕らを溶かしてく さよならが今も 僕らを動かす 降り出した雨に 触れる 触れる 悲しみの今が 僕らの明日で 振り返りながら 揺れる 揺れる 触れる 壊す そらしては消えてゆく さよならが今も 僕らを焦がす