見あげてる 蒼葉の先に 白い花咲かせる ナンジャモンジャの樹 懐かしく香る景色は いつの日も私の胸にひろがる <♪> 軋んだり ざわつく心 倒れないようにと風が囁く 神サマはいじわるなんだ 夢をのせた大地 涙降らせる 背伸びの季節の 踵の靴で 歩き始めた 舞台は光のほうへ 贈りたいのは 願いごとひとつ しあわせでいてくれますように たくさんじゃない ひとつでいいから 選んだ願い きっと 実らせてゆこう <♪> 好きなもの 5月と 母の卵焼きと ねこと よく笑うこと 抱きしめる 樹に頬よせて みんなの思い出も 壊れないよう うずくまる背中 毛布のように 揺りかごのように 優しい歌で包もう 私は決めた 約束をひとつ 言い訳ばかり上手くなってた 花の数ほど かなわぬとしても 誰かのために 願い 届けてゆきたい <♪> 自分の世界だけ 追いかけていた幼い頃 与えられたものを かえす時間だ さぁ 私は決めた 約束をひとつ しあわせでいてくれますように 花の数ほどかなわぬとしても 誰かのために 願う 贈りたいのは 願いごとひとつ しあわせでいてくれますように たくさんじゃない ひとつでいいから 選んだ願い きっと 実らせてゆこう