心配かけないように 選ぶ言葉が増えていく そのたび本当の声は 少しずつ遠くなった 平気な顔をすることも 前よりずっと自然で 誰にも気づかれないまま 夜だけ長くなっていく 何がつらいのか もうわからなくて 言葉になる前に 飲み込んでしまう 大丈夫ばかりうまくなった それだけが少し悲しい 平気じゃない日ほど静かに 笑えるようになってしまった 大丈夫ばかりうまくなった ほんとの気持ちは遠いまま 気づけば僕は僕のことも 少しわからなくなっていた 優しくされるたびなぜか 少しだけ息が詰まる 欲しかったもののはずなのに まだうまく受け取れない 帰り道の暗い空に 小さく息を落としてる 助けてなんて言えないまま 今日もそっと目を閉じる 平気なふりだけ また上手くなる 置き去りの言葉が 胸に残ってる 大丈夫ばかりうまくなった それだけが少し悲しい 守りたかったはずのものが 何だったのかも曖昧で 大丈夫ばかりうまくなった ほんとの気持ちは言えないまま それでもいつかこの僕ごと 抱きしめられたらいいのに
