"悪魔ですら打ち震える程の悪夢" "泥に嵌り死の恐怖に犯される" "子供のように声を上げ泣いている" "泥に喰われて声枯らす 泥に塗れて息を殺す" 仇花ガ咲イタ ↑繰返ス↓ 裁カレ種ヲ蒔ク 誰が救うのか……どれだけ耐えれば 此の眼に彼岸が映るのか 嗚呼 我が激情と嘘よ 嗚呼 我が巨なる毒よ 此方が身は朽ち 灰燼に帰す 頓てはあの場所に辿り 着けるのだろうか? 再生の音が、聴こえる――。 「何故、 貴様の裁きなど受けねばならない! 反骨に能うのが死ならば貴様を 滅してくれよう! 諧謔を弄するは愚者の理か? ならば莫迦に殺される屈辱を 呉れてやる!!」 †痛みを愛おしむ――。 ††嗚呼 我が高潔なる魂よ 嗚呼 我が虚ろなる躯よ §狂骨すら堕ち 灰燼に帰す 私は彼岸に辿り着けたのだろうか? 崩壊の声が、聴こえる――。 "悪魔ですら⇔息を殺す" 「耐え難い屈辱を、血に肉にかえ、 虚大な嫌悪を吐き出した。」 †…††…§ 「怯えを喰らい掴んだと感ずる 其れは驕りだと、 貴方は哂うだろうか? 嘘と疑念と嫉妬と荒廃が憎悪を産み 其れが肥え、 何時しか醜い怪物になる。 せめて私は、私ぐらいは、 人間のままで 死に逝きたいのだ――。」