花びら散るように消えてゆく 心ほどける記憶に 雲を越えた先の大空へ 君の唇を隠して 空から落ちてきた恋は 深い森の水面に響いて 揺れる夜の月明かり 薄くにじませて 波紋は広がっていく わたしの心のように ガラスの空に彩られて 髪は静かに揺れていた 花びら散るように消えてゆく 心ほどける記憶に 雲を越えた先の大空へ 君の唇を隠して 夢から醒めるまでの時を 浅い眠り、耳に告げて 揺られた振り子のように 厚く結ばせて 波紋は広がっていく 君の吐息のように 瞳の奥、映るわたしの 頬は少し戸惑っていた 忘れないからと握った手を 握り返す影だけ ずっといつまでも追いかけてる 君の笑顔の奥に 花びら散るように消えてゆく 心ほどける記憶に 雲を越えた先の大空へ 君の唇を隠して 花びら散るように消えてゆく 心ほどける記憶に 雲を越えた先の大空へ 君の唇を隠して