もう会わない方がいいって ずっと分かってるのに 今日のために買った 靴を履いた もう会わない方がいいって 会うたびに思うんだ 君は僕よりも通知を待ってたから もう会わない方がいいって 言えるわけがなかった 会えなくなるよりは幸せだから 「適当な服だけど許して」 そう笑う君が好きだった 適当な服じゃ会えない人に なれない自分が嫌いだった そういうことだろ きっと夏の暑さが悪いんだ この熱も胸の苦しさも きっと夏が終われば忘れられる 彼の代わりで感じた体温も 本当は泣いてたこと ずっと知ってたよ 君をそんな表情にできるのが 妬ましかった 適当なままでいていいから どうか君の熱が 冷めないように きっと夏の暑さのせいなんだ そうだよ きっと ねえ そうでしょ きっと夏が終われば 忘れられてしまうから きっと夏の暑さが悪いんだ この熱も胸の苦しさも きっと夏が終われば忘れられる 彼の代わりで感じた体温も もうこれでいいから 代わりでいいから せめてその中での1番目でいさせて 欲しいんだ ずっと残ってる 指も目も耳もこの唇にも 君の熱が 冷めないまま もう会わない方がいいなんて 結局言えなかったな 熱の後にダルさが残らないように