街が輝く季節 あたしは ただ 鳴らない電話みつめ あの日のまま迎えた たった一人 メリーじゃないクリスマス 時計の針が ずっと 追いかけっこ 「終わっちゃえばいいな…」 鐘が鳴り響く夜 不思議な光さす ずっと心に抱く 甘い憧れと希望のイヴ 「でも…」 笑顔で溢れる夜 寂しくなんかない 【マッチ売りの少女】に比べれば バイトなんて! …涙を拭いた 時計の針 てっぺんで重なる 「来年こそは、きっと…」 突然、目の前に立つ 赤い服のサンタさん 大きなプレゼント抱え あたしを待っててくれたの 誰? ぎゅっと握り締める手 あたたかい眼差し 聴き覚えのある その声 今 何か始まる予感 そして…