こぼれおちる雫は今 心潤す水となり 痛みは消え その先に見える光で暖めて 小さな溜め息さえ 今残さず包む あの空に負けぬよう ただ真っ直ぐ歩く ささやく優しい言葉 並べて気づく すべてを受け入れた心 揺れる 今にもあふれそうな その水面に映る 月明かりだけがそっと 照らし出す ほんのひと時 すれ違っても また同じ星見て微笑む 繋いだ手のぬくもりさえ 消えぬよう いつも想ってる 小指に絡まる 赤く細い糸を 一緒に歩いていく きっと いつまででも 花の誇れる強さ 両手に抱く 自分の秘めた力に気づく 例え立ち止まっても また歩き出せばいい 目を閉じれば そう きっと見えてくる 見えぬ足元 聞こえぬ声を もう一度 取り戻すように… この 心の鼓動 すべて許すように あの日の約束とともに 強く あたしの足は確かに あの道を歩いてきた だからもう振り返らず 恐れず 心 咲き誇る花 いつまでも 色を失くしてもなお 枯れず ただ強く 心の隅に残る やわらかな香り 大切にしたい ずっと そう二人で…