自分なりのスピードで歩いてきた はずだったのにどうしてだろう? 目に映るモノが違って 向かい風も 色の変化も 僕だけだ "ねぇ まだ まだ大丈夫だから" どんなに言い聞かせても… 想像よりも遠すぎて 動けない弱虫だ 存在証明を全て失くしてしまった 届くはずのない声で いつまで叫ぶんだろう 共鳴するモノなんてもう 何もないのに わずかに残ったその灯火を 消すなんて 決断すらも自分で出来ない 叫び疲れたこの声で 誰か呼ぶ 名前なんてもう忘れたのに ただ ただ知りたいだけなんだ 僕がここに居る意味 衝動的に走っても何も 変わらないだろう どうせまたすぐ疲れて立ち 止まるだけ こんな広い世界でも 自分一人だけだ 闘う相手すらも居ない 白い世界 助けて欲しいと叫び続け それすらも不安だと空見てた 自分の敵が何なのかに 気がつくまでは まだ終わらないから… 想像よりも遠すぎて 諦めようとしても どうしても引き返せない 僕の世界だ 泣いたって終わらないなら 走るしかないだろう 存在の証明を刻みこむため 自分を見失って 動けない弱虫だ その先は誰にも分からないだろう 何度繰り返したって この世界は変わらない いつか本当の"己"に出会えるまでは