キンモクセイの風が吹く秋の日に 僕は住みなれた なつかしい街を出る 最後のOFFは あの山に登りたいね 初めて会ったあの丘で 街を見よう ゴンドラが揺れる あなたは何を想う? 言葉をなくして 向かいあわせのままで 紅葉の赤がパノラマで流れたら その時不意に よみがえる淡い想い出 離れても遠くないさ 強がりじゃないけれど 信じあう 僕たちは 今気付いた 愛の深さに あなたの写真を穴があくほど見ては 新しい街で働く日々さ そして 今度の秋に あの山に登りたいね 初めて会ったあの場所へ 迎えに行くよ 僕はあなたをあの場所へ 迎えに行くよ 笑顔に会いにあの場所へ 迎えに行くよ 僕はあなたをあの場所へ 迎えに行くよ いつものように きっとまた迎えに行くよ 山並にかかる 低い雲をかすめて 光のはしごが朝陽の中 昇る日に