陽が落ちる校舎の夕暮れ 影が伸びるポプラの下で 鳴り響くチャイムの音に 少しずつ記憶がかき消されてく 繋いだ手離せないまま 静かに流れるときを感じて 明日には消えてしまいそうで 肩にそっと抱き寄せた 改札を抜けたあとの 手を振る二人は涙を浮かべながら 逢えないときを刻むたび 二人は少しずつ大人になっていく あの時の気持ちをそのままに 季節は日々変わっていく アルバムの最後のページ みんなで写る集合写真で セピア色の二人の姿は 無邪気な顔で笑っていました 今はもうお互いに二人 新しい暮らしに慣れました 逢えないときを刻むたび 二人はすっかり大人になっていく 日はめくり出会いは重なり 景色も日々変わっていく 懐かしい校舎に足を運んでみたら 小さく見えた 今も変わらないもの常に 変わっていくものそれが知りたくて 逢えないときを刻むたび 色褪せた甘いあの日の思い出 日はめくり出会いは重なり 季節は日々変わっていく 日はめくり出会いは重なり 景色も日々変わっていく